産創館セミナー 稼ぐチームを育てる「学ぶ職場」のつくり方

4月19日、大阪産業創造館のセミナー「稼ぐチームを育てる『学ぶ職場』のつくり方(通称:『学ぶ職場』ゼミ)」の第5期がスタートした。

今回、コンテンツの一部をアップデートし、一旦の完成版ができた。
この『学ぶ職場』ゼミでは、

状況的学習、経験学習、アクティブラーニング

といった学習理論に加えて

複雑適応系マネジメントや創発的戦略

といった経営理論を組み込んだコンテンツにしている。

今回はその導入セミナーとして、以下のテーマでお話をした。

  1. 稼ぐ人材と職場環境
  2. ケース学習:稼ぐ人材と組織を作るには
  3. 人と組織の学び方
  4. 「学ぶ職場」のつくり方

稼ぐ人材とは、それぞれの立場での責任利益を生み出せる人材のこと。
現場スタッフであれば限界利益を生み出せること。管理者はチームとしての限界利益から、固定費に関するコントロール権限を得てチームとしての営業利益を生み出せること。経営者は、ROA目標を達成することがそれぞれの責任となる。

それぞれの利益の出し方というのは、実のところ教科書に書かれている。
しかし、教科書通りにやってうまくいくことはむしろ少なく、現場で実際に試してみないと自社の利益の出し方はわからない。
したがってそれぞれの階層で、利益を生み出すための仮説検証が進みやすい環境を作る必要がある。
それが「学ぶ職場」だ。

では「学ぶ職場」を構築するには具体的に何をすればよいのだろうか。
その手がかりになるのが、「探査型の学習」という考え方と、「経験学習」。
これは複雑適応系エージェントが自分自身の戦略を更新するプロセス、すなわち学習の一形態。
このような学習が進みやすくなる条件は、質の高い経験学習が進む条件と共通している。
すなわち

  1. 挑戦できる環境
  2. 適切な振り返り
  3. 安心して楽しめる文化

の三点だ。

セミナーでは簡単な診断テストを用いて、参加者の皆さんの会社の状況について振り返り、それぞれの項目を強化するために何ができるかをお伝えした。

おかげさまで参加者の皆さんの満足度は100%で、

  • 具体的で実践できるアドバイスをいただくことができた
  • 会社全体で自分の立ち位置をどのようにすればよいかわかった
  • 知識型と探査型の違い

といった学びや気づき、さらには、すぐに着手する事柄として

  • アウトプットの仕様を社内でも、社外に行うように明確にする
  • 部下に考えを話して貰う機会を増やす
  • 振り返りの回数を増やす
  • ミスを責めず挑戦できる環境にする
  • 日報をやめていたが、「気づき」の報告を入れようと思った

といったようなことが挙げられた。

 

この講座は6月開講の

【ワークショップ】
いつもの職場で、稼ぐチームを育てる!「学ぶ職場」づくり実践塾

の導入編でもある。
ワークショップでは、それぞれの会社の状況に合わせた「学ぶ職場」づくりの具体的な手法を学んでいただく。

申込締切は5月22日。
(定員6社18名と、少人数のワークショップですので、お早めにお申し込みください)

 

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