社会人基礎力育成グランプリ2015北海道・東北地区予選の審査委員長をさせていただいた。
・・という私に社会人としての力がどれだけあるかは置くとして(笑)。
この社会人基礎力という指標は、小中高校のキャリア教育でも身につけるべき能力として提示されているもの。
それに対して、社会人基礎力育成グランプリは大学のプロジェクトを対象にしたものだ。小中高校向けの指標をそのまま当てはめても、実のところ無理が生じる。
今回エントリーされた各プロジェクトについても、大学生としての学びという観点から見ると優れているが、社会人基礎力の指標にこだわれば高評価にならないものも見受けられた。
大学生の学びの観点とは、
課題分析、論理的推論、未知の問題への応用
というプロセスが含まれ、その中で新たな知が生まれているかというもの。
これらの観点が組み込まれれば、このイベント自体も発展するのではないかと思う。
キャリア教育に関わったことのアルミとしては、よりいっそうの発展を願うところだ。