高校での学びを仮説検証型の批判的アプローチへ

宮崎県の高校で、実践型インターンシップをテーマにした職員研修を実施した。
参加した先生方はおよそ60人。
いきなりインターンシップの話ではなく、さまざまな学び方の話からスタート。

世の中では、中学や高校の学びは知識伝達型ばかりだと思われがちだ。
実際、授業の中ではそのスタイルが多いのも事実。
しかし、行事はどうか?教室内でトラブルが発生したときの対処はどうか?クラブ活動はどうか?
実は知識伝達型ではない学びの機会はふんだんにある(残念ながら、そんな機会でも「正解」を教えたがる教員も多いが)。

そういう話をした上で、

正解がない問題に取り組むための仮説検証型の学び

の作り方について、中高生のインターンシップの事例を中心にお伝えした。

正直なところ、これまでのやりかたをすぐに変えられるものではないと思っている。
しかし、機会があるならこういうインプットは続けたい。
百戦百勝はありえないが、何人かの先生の中に小さな揺らぎをつくることはできる。
それが閾値を超えるまで揺さぶるしかない。

まずはやはり大学からかな。

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