講座の設計は堅い構造と変幻自在な見せ方の組み合わせ

日曜日に実施する講座の資料を作成した。

内容的には何度も話していることなので、そのままの流れでやろうと思えばできなくはない。
また、同じ内容でも聞くタイミングによって受け止め方が変わるので、決していけないことではない。

ただ、どうも同じような話を何度もするのは、自分自身の性に合わないし、そもそも「学び成長する仕組み」作りの専門家と名乗るにふさわしくない。
資料の作り方、場の動かし方、問いの立て方・・等々、何か一つでも進化させて提供したい。

そんなときのやり方として自分で心がけているのは

構造はがっちり固めて、カタチは変幻自在

ということ。
講座の筋道は崩してはいけないが、表に出るカタチは自由であってよい。
受講する方の属性や学び方のスタイルも考えて、一番受け止めやすい形にする。
たとえば、経営者が多い講座では、ディスカッションの時間を多くする方が学びが進みやすい。
一方で、理詰めで考えたい人が多いような講座では、インプットと個人ワークを少し多めにする。

豊岡NPO講座表示資料20150913

もう一つ気にするようにしているのが、自分の立ち位置。
特定の立場でのみお話をする人はあまり意識しなくてよいが、私のような人間は招聘する人が何らかの意図を持っていることが普通だ。
その意図に合わせて、言い換えれば、

どういう人として講座に呼ばれているのか

を意識すると、コンテンツも自ずと決まってくる。

今回の自分の役割は「飛び道具」=全国の事例を知っている人。
したがって、ワークを中心にしつつ、合間合間に先進事例を紐付けてお伝えする感じになる。

楽しみながら学んでもらえたらいいな。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA