昨日に引き続き中野でイベント。
今日は「地域仕事づくりコーディネーター戦略会議2014」。
日本中の様々な地域で、仕事作り=新たな価値作りに取り組む人たちの研修会。
研修の題材となった事例は全国津々浦々から集められたもの。
関わる人たちも株式会社、NPO、商工会議所、大学の教職員、地域の金融機関等多岐にわたる。
それらの人たちが、自分たちのノウハウや「技」を公開し、互いに学び合うのがこの「戦略会議」の主たる目的。

私自身も、

効果的なアクティブ・ラーニングの設計と評価

というセッションを担当し、主に大学関係者を中心に

  1. そもそもアクティブ・ラーニングとは何か
  2. 効果的なアクティブ・ラーニングの設計に必要なこと
  3. 効果的なアクティブラーニングのための運用ノウハウ
    ・・島根大学教育・学生支援機構キャリアセンター 講師 本田周二さんからの事例報告
  4. アクティブ・ラーニングの評価の仕組みと指標
    ・・ラーニング・イニシアチブ株式会社代表取締役 北島大器さんからのプレゼン

をについて、ノウハウ提供とディスカッションを行った。

全体で15のセッションが開催され、夕方には全員でまとめのセッション。
各セッションでの学びを元に

  1. 自治域のコーディネート機能を誰が担うのか
  2. コーディネーターをどのように育成するか
  3. 若者のUIターンを増やす仕掛けとは
  4. 地域発海外展開とグローバル人材の育成
  5. 地方創成と地域人材の育成についての政策提言
  6. 地元で稼ぐ方法

といったテーマを掲げ、参加者それぞれが、自分の関心のあるテーマについて、学びを共有し次のアクションを考えた。

仕事づくりは雇用の場づくりであると同時に、ビジネスを通した新たな価値づくり。
雇用問題に矮小化せず、社会の進歩や進化のための課題として取り組みたいところだ。