初めて南相馬に行った。
NPO法人ETIC.が主催する「地域イノベーター留学」のフィールドワーク先の一つになっていたのだが、ここはあまりにも地域課題が重。
若いイノベーター生の皆さんには負荷が大きすぎるように感じたので、何をするわけでもないが彼らに寄り添うことはできるだろうと言うことで出かけてきた。
国道は先日通行可になったが、バイクや自転車、徒歩は不可。
道の両側は誰も住まない街が静かにたたずんでいる。
フィールドワーク先となった小高地区は、昼間の立ち入りは許されているが宿泊は禁止というエリア。
数年後の期間までどうやって地域を維持するかが大きな課題。
住民一人一人がそれぞれの事情を持ち、それぞれの判断をする。
戻らないという選択をする人も多いという。
逆に、ほかの戻れない地域の人たちが「せめて近くで」と流入してくる可能性もある。
それらの自体を想定して、今から地域作りに取り組んでいる人たちと出会うフィールドワークだった。
若いイノベーター生お二人がどう感じ、どのようなことを考え、何を提案するのか。
楽しみ・・という言葉は使えないが、若い人たちの心に期待するや切である。