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当初の仮説が崩れたことを確認し、次の仮説と行動計画をつくるのが中間研修

「地域課題演習プロトタイプ版」の南三陸チームに対する中間研修を実施した。

このチームのミッションは、宮城県産の有機栽培米を原料としたアルファ米と、三陸の海産物を原料とした粉末をミックスし、介護食として高齢者施設への拡販を図るというもの。
とはいえ、ただ売り込みに行っても話は進まない。当事者である高齢者や、施設職員などに商品をPRし、フィードバックを受けつつ、商品そのものの位置付けや売り方を見いだしていかねばならない。
実習の前半では、水産加工の現場にも入り、鮭やホタテのパック詰め作業などもした。そこから、水産加工の業務プロセスの全てが理解できるわけでもないが、サンプル作成から実際の商品製造に移る際のギャップなどは多少なりともイメージできるようになるかもしれない。
また、現場の人たちとの関係性構築というのも外せない側面だ。というのも、この実習で取り扱うのは完全な新規事業。社内でも、どんな目的で取り組んでいるのか理解できている人は多くはない。そこを経営者の言葉ではなく一実習生の生の言葉として伝えられるのは高い効果につながりやすいやり方だ。
現場作業の次はいよいよ施設訪問。当初予定通りには当然進まない。各施設の食事は専門業者から仕入れているし、施設の高齢者に試食をしてもらおうと思っても安全性やご家族の了解といったことがハードルになる。
当初想定していなかったこと(本当は想定可能なことが多いが)が次々と現れる。
2016-08-26 17.57.08
当初の仮説と異なる現実にぶつかって、どのようにそれを解釈し、修正していくのか。
ここからがこの実習の本番だ。
中間研修では、個人の成果目標、行動目標の進捗確認から、当初の仮説がどのように崩れていったかというプロセスを振り返る。
そのうえで、このさきどのような仮説を持ってどのような行動を取るかを考える。
実習生自らが、新たな仮説を立て、検証を繰り返す。そのプロセスに本当の価値がある。
残り約10日間。
大きく化けることを期待しつつ、なるべく口は出さずに見守るとしよう。

 

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