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経営革新が起こりやすい組織へ

朝の新幹線で上京。「ゴールドマン・サックス中小企業経営革新プログラム」の中間研修に参加した。
プログラムに参加している企業の経営者とインターン生、コーディネーターが集い、プロジェクトの進捗を確認してブラッシュアップをするための研修会だ。

1 基調講義

私の役割は全体進行と基調講義。
基調講義のテーマは、ずばり

「インターンシップを活用して経営革新を推進するには」

というもの。

私の方から経営革新を担う組織と人材、言い換えれば創発的戦略を実現できる組織と人材の育ち方について理論的なお話をした後に、大阪のNPO法人JAEの坂野代表より、京都の老舗菓子メーカーでの事例の紹介をしていただいた。

講義後にはインターン生からの質問が続出。どうやら彼らのギアも上がったようでなによりだ。

2 プロジェクトブラッシュアップ

メンター一人に対して2〜3プロジェクトという密な環境で、プロジェクトの現状確認と今後に向けてのブラッシュアップがなされた。
1プロジェクトあたり30分のブラッシュアップというのは、極めて短い時間ではあるものの、同じような問題意識を持つ人の集まりの中で、悩みを共有しつつブラッシュアップを進める時間というのは極めて貴重なもの。
さらに、経営革新にも実践型インターンシップにも造詣の深いメンター陣からの一言一言が、短いながらも的を射たものばかりで、短時間のうちに経営者の皆さんの表情がどんどん晴れていくのが横から見ていてもよく分かる。
続きは各地域で、担当コーディネーターからの更にきめ細かい支援を期待するところだ。

3 分科会

研修会の最大の山場は、豪華メンター陣による分科会。
突出した経験やスキルを持つメンターのみなさんがそれぞれにテーマを立てて、惜しみなくノウハウを提供する時間。
今回は、

  • インターン生との関わり方
  • 顧客の定義
  • 売り方の工夫
  • コーディネート機関との関わり方

という四つのテーマで、それぞれのプロジェクトの悩みどころを共有しつつ、メンターの皆さんからのアドバイスやノウハウ提供がなされた。

自社の経営革新に関するリアルな疑問に対して、メンターから的確なアドバイスを得つつ、同じ立場の人たち同士で考えられる機会があるというのは、地域の中小企業経営者にとってはとても重要な機会だと思う。
そおそも、経営革新に取り組むという腹をくくった経営者のコミュニティ自体がなかなかできるものではない。
「ゴールドマン・サックス中小企業経営革新プログラム」は個別の企業にとっても経営革新のエンジンになるという価値を持つが、本当の価値はこういった経営者のコミュニティが形成され、相互支援の場が成熟していく点にある。
常にストレッチを要求するようなコミュニティを構築・維持することが、日本の中小企業の経営革新には欠かせない支援なのだと思う。

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