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コーディネーターに必要な「協働のガバナンスモデル」

今日は大学のBP(文部科学大臣認定職業実践力育成プログラム)「CSW(コミュニティソーシャルワーカー)スキルアップ講座」にて「組織運営」の講義。

このテーマでは、教養学部の和田教授が午前中に一通りの内容を講義してくれたので、午後からの私のパートではかなり好きなことができる。
そこで、CSWの皆さんに必要となるであろう、非営利組織のマネジメントの考え方と、協働における中間支援モデルを中心に、ワークを交えた講義をした。

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非営利組織のマネジメントについては、階層型組織からの組織の進化とコーディネーター型マネージャーに必要な行動について解説した。
コーディネーター型のマネジメントは、スタッフの自主性を引き出し、ボランティア文化を醸成する。しかし、リーダー型のマネジメントと比べると、到達点の設定が難しく、事業計画にも変更の余地を受け入れる柔軟性が必要になるし、マネジメントそのものもそれを前提とした「ハーネシング」にシフトする必要がある。

協働における中間支援モデルは、東京都市大学の佐藤真久教授の理論に基づくもの。
CSWとして、地域の多様な資源をコーディネートし、地域コミュニティの形成を支援する立場の人たちには、協働の場をどのように作りハーネシングしていくかということについて、ある程度理論的なバックボーンを持っておいたほうが、自身の取り組みに評価軸ができてよい。
ワークでは、現在の仕事が、佐藤さんの言う「協働ガバナンスモデル」の中で、どの部分で進んでおりどの部分に不足があるかということを議論していただいた。

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受講生からは、早速自分の職場でこのモデルを紹介したいとのお声もあり、手応えを感じているところだ。
CSWに限らず、地域でコーディネーター的な役割を果たす人にとってはかなり有用なモデルなので、一度論文を読んでみることをおすすめする。
難解そうに見えるが、ゆっくり読めばとてもわかりやすく書かれている論文なので、安心して取り組んでいただきたい。

論文へのリンクは >> 企業・行政・NPO 間の協働における 中間支援組織の役割と機能

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